屋根を美しく
屋根は単に雨露を防ぐだけでなく、壁、床とともに建築空間を囲い、熱、音、視線などを遮り、建築意匠を決定する重要な要素です。日本のように雨の多い地域の屋根には勾配が必要です。緩勾配、シンプルな形状、軒先が美しく感じられる家の風景が周辺環境に調和を与えます。
バルコニーで変化をつける
敷地の外から見える風景をつくりだすために、外壁に木製ルーバーでバルコニーを設置したり、部分的に引き込みをつくって外観に変化を与えたり、形状を活かして袖側の壁を伸ばして、外観に奥行きをつくり出します。
それによって、外観を美しく整え、植栽の工夫と供に視線を遮る、家の中とのつながりを楽しむというメリットがあります。
窓の高さ、庇の高さを揃える
庇や小庇の出っ張り部分は、外観を損ねないように薄くてシンプルなものを使い、目立たないようにします。庇と玄関戸の上端や、窓の高さ、窓の上端の小庇を揃えることで、外観のラインを整えます。
施工例