住まう家と人を知っている -大工がつくる家具-

大工仕事は、構造材の加工のような大きな物から人の手に直接触れる造作材などがあります。

家具作りはどちらかと言うと大工仕事の部類ではありませんが、弊社の大工はものづくりが好きで細かい仕事を厭いません。
田中工務店には18歳の新人から初代を知る70歳のベテランまで総勢6人の大工が所属しているのですが、電動工具だけで家がつくられる時代にあって、彼らはノミ、カンナ、ノコギリという、あたり前に大工道具を使う手仕事・手技を活かせる仕事を求めて、田中工務店に所属しています。

田中工務店の考える家づくりは、商品を売ること、ただつくることでは無く、住まい方、暮らし方の提案を形にすることだと考えています。

商品として規格化、工業化されたものも決して悪くは無いですが、既に出来上がった物に暮らしや住み方を合わせる事が注文住宅だと言えるのでしょうか?
出来る限り、その家・住まい手にあったものをつくることが本来の家づくりです。

家づくりは日本の伝統でもある物づくりの原点でもあるのです。骨組はもちろん、手に触れる造作材から家具づくりまで、現場・加工場で大工の手によりつくりこまれ、形にされた家づくりはいかがでしょうか。特に家具は暮らしの中でも重要な位置づけだと考えています。

空間に合う造り付けの家具は、造作工事をする大工が一連の木工時の中で施工をします。手技を活かした独自の意匠で、スペースにぴったりときれいに収まります。

既製品では当てはまらない大きさやデザインのキッチン、キッチン周りの収納、食器棚、下駄箱、洗面台、などの造り付け家具。さらにはローボードやテーブル、座卓、ちゃぶ台、ベンチなどそれぞれのスペースに合わせた置き家具まで、自由に大きさや素材を選ぶことができます

その家に合う材料、大きさで作られたキッチン収納
引き出しデーブル
隙間にピッタリとはまる下駄箱

置きテーブルに引き出しをつけたり、座卓としても使えるように長さの違う脚をつくるなど、好みに合わせた細かい細工も可能です。サイズ、素材、デザイン、空間を知り尽くした大工ならではの、空間に合わせた家具を幅広くつくることができます。
大工の手によるオリジナルを可能にする、それが田中工務店の家づくりです。

好みに合わせた、大工ならではの家具

座ることでくつろぎの目線が低くなり、部屋も広めに感じられます。
OMの吹き出し口を兼ねた引き戸の収納。
和室を一段上げて収納を設ける。
田中工務店オリジナル、ムカデ床下収納。
ダイニングテーブルとベンチ。ベンチの座面を開けて収納ができます。
階段の蹴込みを収納に。
壁と一体の収納とソファー。
2階の階段周りの本棚と机。
扉を収納にしまうことができる。
上下に窓を挟んで壁面にリビングボードを造り付ける。
畳の下に収納できる掘りごたつ。
窓の高さに合わせて上下に収納を設える。

田中工務店の大工がつくる自然素材家具たち

押し付けず、何気なく使っていただけるデザイン。田中工務店の家具は安心できる自然素材で出来ており、ひとつひとつが大工の手作りです。
ぜひ下記から様々な造り付け家具をご覧ください。

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