構造躯体が約3世代もつ劣化対策性能
それを実現させる維持管理対策
3世代もつ劣化対策
優れた耐久性能と維持管理対策を実現
長期優良住宅の認定基準である、劣化対策等級3、及び維持管理対策等級3を標準仕様にすることで、長期使用に耐える耐久性能、及び維持管理が容易な住宅を実現しています。
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅として国が認定している住宅のことをいいます。
少子高齢化が進む日本では、今後、建物の長寿命化や既存住宅ストックビジネスが盛んになると言われ、そのような社会にも対応できる性能を備えています。
容易に点検できる備えをしておく
可能な限りの劣化対策をしていても、劣化のリスクをゼロにすることは不可能です。その時重要になるのが「点検」です。
床下や水回り、小屋裏など劣化が比較的発生しやすい個所を容易に点検できるように備えておくことで、早い段階で劣化を把握し、対応することができます。
万一の雨漏りやシロアリ被害に対しても、最小限に抑えることができます。
アフターサービスを強化
定期点検や家守りで、将来の資産価値を残す
日本の木造住宅は、築20年を過ぎると建物の資産価値がゼロになってしまうのが実情ですが、長期優良住宅のように維持保全をしっかりと行なっていけば、長期にわたり資産価値を保つことができ、将来の売却にも備えることが可能となります。
田中工務店では10年保証はもちろん、1年~5年の保証(アフターサービス)の内容も明示しています。軽微な不具合でも、きちんと対応することで快適に住み続けて頂くことができるので、ぜひそうして頂きたい思いと、現場監督や職人にも責任感と緊張感を与え、精度の高い仕事をしてもらいたいという2つの思いがあります。
アフターサービスや家守りの基本は、住まい手とのコミュニケーションです。
定期点検だけでなく、いつでも気軽に住まいの相談を受けられるよう、家づくりの過程から良好な関係づくりに努めています。
また、通常のアフターサービスだけでなく、ドローンなどの最新技術も活用した定期点検・家守りの実施や中古住宅の売買相談窓口の設置など、将来に備えた取り組みも進めています。
できる限り薬剤を使わずに構造体の劣化を防ぐ
劣化対策のポイントとなるのが「様々な場所に使う構造材の腐朽やシロアリ被害を防ぐ」ことです。対策としては「薬剤を使う」「薬剤以外の工法によって対策する」という方法があります。
特に外壁や浴室周りに使う柱や筋かい、基礎と柱をつなぐ土台の劣化を防ぐ措置としては薬剤に頼った方法が一般的です。
ですが、田中工務店では健康上の問題を重視し、「通気層を設ける」「耐久性の高い樹種を使う」などの方法により、できる限り薬剤を使わずに、耐久性を向上させています。
点検・修理しやすい配管
配管に関するトラブルは多く、それを回避する措置を講じておくことが重要です。 将来のメンテナンス対応のために、配管の交換や清掃にも対応しやすくしておきます。